公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

RECRUIT EVENT : SUMMER SCHOOL

産婦人科医との交流を通じ、産婦人科のおもしろさややりがいを知る。

SUMMER SCHOOLサマースクール

REPORT

イベントレポート

2日目:実習(新生児蘇生・産科救急・症例検討)、昼企画

 産科救急実習は今年から新しく始まった企画です。産科救急対応の良い見本と悪い見本についてグループ内で討論した後、ドラマ「コウノドリ」の登場人物になりきりチームで産科急変対応を体験しました。症例検討実習では「Dr.ギネ」と題してクイズ形式のグループ対抗戦を行いました。幅広い難易度の問題に対して、選択肢を半分に減らすことができる、グループメンバーと相談できるといった「お助けシステム」を活用し、グループごとに戦略を立てながら賑やかに進行しました。新生児蘇生実習では、NCPRアルゴリズムに従い症例に沿ってチームで新生児蘇生を行いました。実習を終える頃には、各グループとも前日に初めて出会ったもの同士とは思えないほど連携のとれたチームとなっていました。
 最後に若手昼企画としてグループ討論会を行い、産婦人科医に対する不安や疑問を共有し、チューターが回答しました。2日間濃厚な時間をともに過ごした仲間たちと率直な意見を言い合い、チューターも全力で答えました。第13回サマースクールは、参加者とスタッフ全員の笑顔と拍手に満たされて閉会しました。

 仲間たちとの再会を約束しながら満足そうな顔でバスに乗る参加者たちを見送り、産婦人科の魅力が十分に伝わったと実感しました。参加者の皆さんと産婦人科医療の現場で再会できることを楽しみにしています。

産婦人科若手委員会 サマースクールワーキンググループ
リーダー:植田彰彦(京都大学)
サブリーダー:大澤有姫(弘前大学)、杉田洋佑(日本医科大学)

参加者の声(アンケートより抜粋)

様々な機器を使わせて頂いたり、先生方のお話をたくさん聞かせて頂いたりととても楽しかったです。ありがとうございました!
(医学生6回生(4年生)A)

企画がとても参考になるものばかりで楽しく過ごせました。お忙しい中、準備して頂きありがとうございました。
(初期研修医1年目 B)

知り合いがいなかったので参加前は心細かったですが、色々なことを教えて頂けて産婦人科への興味が強くなりました。
(医学部6回生(4年生)C)