公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

RECRUIT EVENT : SUMMER SCHOOL

産婦人科医との交流を通じ、産婦人科のおもしろさややりがいを知る。

SUMMER SCHOOLサマースクール

REPORT

イベントレポート

産婦人科サマースクールONLINE開催報告

2020年9月6日、13日、20日の3日間にわたり、「産婦人科サマースクールONLINE〜夏の終わりに、君の未来が始まる〜」と題し、リアルタイム配信でのWEBセミナーを開催しました。

例年産婦人科サマースクールとして、医学部5・6年生、臨床研修医1年目を対象にハンズオンセミナーを開催しておりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大のため、オンラインで開催しました。

このWEBセミナーは、産婦人科未来委員会の若手委員に加え、全国から集まった卒後5-15年目若手産婦人科医34人がチューターとなり企画運営し、221人(医学部5・6年生:138人、研修医1年目:83人)の参加者を迎えました。

ダイナミックに変化する分娩の状況を的確に評価し急速遂娩を実行する産科医療のプロセスを、医学的知識を用いた謎解きの形式で体験する「遠隔分娩管理」、多彩な分野を取り扱う婦人科診療を実際の症例に沿ってクイズ形式で体験する「Dr.Gyne」、実習を通して一つのチームとなった参加者とチューターで産婦人科の魅力や疑問を話し合う「未来相談会」、以上3つの企画を、参加者5-7名・チューター1名のチームとなり行いました。

開催後のアンケート調査では参加者の93%が満足、90%が産婦人科医になる気持ちが強くなったと答えてくれました。さらに、参加者全員がサマースクールへの参加を後輩に薦めたいと回答しました。

参加者の皆さんへの周知を含めて全国の先生に御協力を頂き、盛会裏に開催出来ましたこと、心より感謝いたします。

新型コロナウイルス感染症は今もなお蔓延し、落ち着かない状況が続きますが、産婦人科未来委員会・若手委員会一同、学生・臨床研修医の皆さんへ産婦人科の魅力を伝え産婦人科を専攻するきっかけとなるような活動を行っていきます、どうぞご期待ください。

産婦人科未来委員会若手委員
産婦人科サマースクールワーキンググループ

リーダー:杉田洋佑(日本医科大学)
サブリーダー:大須賀拓真(京都大学)、小作大賢(鳥取大学)、前田裕斗(成育医療センター)

参加者の声

「学外でのセミナーのようなイベントに参加したのは今回が初めてだったのでとても緊張していたのですが、班でのミッションを進めながら段々と打ち解けていけて良かったです。懇親会では普段聞けないような事も、先生方が誘導してくださって貴重なお話を沢山伺うことが出来ました。この夏で一番の思い出になりました。来年も是非参加させて頂きたいです!」(医学部5年生)

「オンラインということを逆手にとって遠隔分娩管理という企画は発想が凄くて楽しめました。いろいろな企画で勉強させていただき非常に有意義な時間をすごすことができました。」(医学部6年生)

「産婦人科に進みたい気持ちがまた強くなりました。お忙しい中、企画・準備等本当にありがとうございました。」(研修医1年目)