公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

RECRUIT EVENT : Welcome to OBGYN World!

産婦人科ってどんなところ?産婦人科医の世界をのぞいてみよう!

WOW!Welcome to OBGYN World!

REPORT

イベントレポート

第5回 Welcome to OBGYN World! 開催報告

【開催概要】

日時 2025年10月25日(土)14:00〜17:30
開催様式 全国の大学をZoomでつなぐサテライト形式
配信本部:日本産科婦人科学会事務局(東京)
現地開催:57大学
参加者 チューター:106名

医学生 1〜4年生:220名
1年生:64名( 29.2%)
2年生:46名( 21.1%)
3年生:63名( 28.2%)
4年生:47名( 21.5%)
プログラム 開会の挨拶
実習① 医学生が 1日産婦人科医になってみた
実習② 産婦人科にいってみた
実習③ みらい相談会〜もしも産婦人科医になったら〜
(実習間:サブスペシャルティ紹介動画)
閉会の挨拶
運営 21名
(学会理事長、未来委員11名、若手委員8名、事務局1名)
主催 日本産科婦人科学会

【開催内容】

2025年10月25日(土)に第5回Welcome to OBGYN World!を開催いたしました。本イベントは、各大学の産婦人科医と医学生1~4年生が交流し、医学生の方々に産婦人科の魅力を伝えること、そして自身の通う大学の産婦人科医とのつながりを深めることを目標としました。前年同様、各大学毎に会場を設置して、東京の本部から動画などを配信し、現地で実際にチューターと実習や相談会をするサテライト形式での開催としました。チューターは専攻医3年目〜10年目程度の若手の先生方にご協力をしていただきました。

本部の様子

各施設の様子

実習①医学生が1日産婦人科医になってみた

産婦人科医目線のカメラを通して、産婦人科医の1日の流れを伝える企画としました。本企画内で若手産婦人科医が学んでいく過程を放映し、現場の参加学生も内診についての実習や糸結びを体験してもらいました。動画で臨床の現場をイメージしてもらいながら、手を動かす時間を設け、現場でチューターから指導を受けることで交流を持ってもらいました。

実習①開催風景

実習①Zoom配信画面

実習②産婦人科にいってみた

参加学生が患者役、チューターが医師役として産婦人科に関する模擬面接を行いました。今回は、「妊娠初期診療」と「子宮がん検診異常への対応」をテーマに、産婦人科の日常診療の一端を体験していただきました。体験中はデモ面接動画や想定質問集を準備し、やり取りがスムーズに行えるように工夫しました。日頃、患者に対してどのような声掛けをしながら診療を行っているのか、患者の立場で体験してもらいました。

実習②開催風景
実習②デモ面接動画

実習③みらい相談会〜もしも産婦人科医になったら〜

参加学生が各大学の産婦人科医と話し合い、これまでのセミナーの感想を共有したり、産婦人科診療や産婦人科医の仕事について気軽に質問してもらいました。普段産婦人科に対して疑問に思っていることや、質問が出なくても「お品書き」を提示し気になったテーマを参加者とチューターで話し合うことで、それぞれの大学の特色や取り組みなどについても話ができる場となり、今後につながる交流の機会となりました。

実習③開催風景
実習③ お品書き

【アンケートの結果】

プレアンケートの回答率は参加学生38.9% (84/220名)、チューター99.1%(105/106名)
ポストアンケートの回答率は参加学生79.5% (175/220名)、チューター90.6%(96/106名)

1、参加学生

<プレアンケートとポストアンケートの比較>

「産婦人科に対する興味」、「産婦人科に対する魅力」の内訳は右方に移動しており、「産婦人科の魅力を伝える」という本イベントの目的は達成された と考えます。「産婦人科に対する知識・理解」や「産婦人科医になる可能性」も同様であり、参加学生の満足度が高かったと予想されます。

<産婦人科診療に対するネガティブなイメージ>

<産婦人科診療に対するポジティブなイメージ>

本企画を通して産婦人科診療に対するネガティブなイメージを減少させ、ポジティブなイメージを向上させることができました。みらい相談会を通じて学生とチューターが直接話すことが学生の不安払拭につながったと考えられます。

2、チューター

<リクルートへの効果>

【WOW!に求めるもの】
(プレアンケート)

【大学でのリクルートのきっかけになったか】
(ポストアンケート)

チューターの多くがリクルートの目的以外に、産婦人科の魅力を伝えたいという熱い気持ちも持っており、運営一同頼もしく感じました。また、ポストアンケートでは、本イベントが各大学でのリクルート活動のきっかけになったとの評価を多くいただきました。

<望ましい開催頻度について>

ポストアンケートで開催頻度について約8割が「毎年開催」を希望しており、本イベントの満足と並びに継続的な開催の期待が高いと感じます。その一方で、例年開催が各施設やチューターに対して負担になることも懸念点であり、各施設やチューターがより参加しやすい形にするために総合的な視点で検討する必要があると思われます。

3、実習企画に対する評価

【実習の満足度(参加学生)】

【実習の満足度(参加チューター)】

いずれの実習も参加学生、チューターから概ね高い満足度を得られました。『1日産婦人科になってみた』は、チューター満足度が昨年の93%から96%に 上昇しました。すべての企画で、高評価が継続しており、体験型・対話型企画の質が向上していると考えられます。

【最後に】

WOW!は本年で5回目の開催となり、毎年200名前後の医学生にご参加いただきました。本年度も多くの学生のみなさまが自分の通う大学の先生とイベントを通じて関わることで、産婦人科に対する理解を深め、前向きなイメージを持ってもらえました。また各大学の医学生と産婦人科医の交流が持てたと考えられ、WOW!の本来の目的である「産婦人科の魅力を伝える」「各施設のリクルートに貢献する」の二つを第5回目も達成できたのではないかと思います。これもひとえにご参加いただいた学生のみなさま、ご協力いただきましたチューターの先生方のおかげであり、改めて感謝申し上げます。
今後さらにこのような産婦人科医と医学生との直接的な交流の場の提供ができるよう、そして未来の産婦人科が盛り上がるように尽力いたします。産婦人科未来委員会並びに若手委員会一同、今後も産婦人科専攻医のリクルートに貢献できるイベントを企画して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

若手委員Welcome to OBGYN World!WG

担当幹事 イズデプスキ アレクサンデル龍也 、大塚聡代
リーダー 今井啓太
サブリーダー 宮原英之
WGメンバー 青木康太、加嶋洋子、後藤優希、藤岡磨里奈