公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

医系技官経験者の声

自分がやってみたいと
思ったら寄り道してでも
やってみる。

芳川 修久Nobuhisa Yoshikawa

出身地 愛知県
出身大学 名古屋大学
卒業年 2007年
現在の勤務地 名古屋大学医学部附属病院
出向期間 2015年~2017年
出向先 厚生労働省健康局健康課予防接種室
部活動/趣味 芝刈り(庭の手入れ)
いま熱中していること 息子と遊ぶこと

自分を成長させる
良いチャンス

医系技官に出向したきっかけと生活は? 大学院4年目で学位論文に目途が立ったタイミングで、厚生労働省に出向中だった先輩からお誘いがありました。常日頃「人の行く裏に道あり花の山」と考えており、自分を成長させる良いチャンスと思い出向を決めました。健康局健康課予防接種室に配属になり、HBVワクチン定期接種化やHPVワクチンの再開に向けた折衝、国会対応等の医系技官としての業務を通じて、苦闘しながらも今まで気づかなかった自分の能力が拡張されたように感じていました。週末に東京の街を散歩するのが日々の楽しみでした。

予防接種全体には
課題が山積み

実際の業務内容や経験談は? 行政における医系技官の仕事は、目立ったものではありません。当時はHPVワクチンの積極的勧奨中止により予防接種全体には課題が山積みでありました。ワクチン接種へのアクセス状況が多様であり、先進国であるものの、制度化されていないワクチンが多い状態でした。そのような環境下において、HPVワクチン再開やロタウイルスワクチン、おたふくかぜワクチン、帯状疱疹ワクチンの定期接種化に向けた水面下の議論を国立感染症研究所の先生方と進めつつ、審議会において制度化に向けた議論の端緒を作りました。

どんな経験でもしてみようという好奇心とその経験を糧にできる前向きさ

学生・研修医のみなさんへのメッセージ どんな経験でもしてみようという好奇心とその経験を糧にできる前向きさが、若いみなさんの一番の強みです。わかりやすい道標を達成するだけでなく、自分がやってみたいと思ったら寄り道してでもやってみる。そこにはチャンスが待っていると信じています。