公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

医系技官経験者の声

物事の考え方や視野を
大きく広げることができる
魅力的な仕事

山田 瑞季Mizuki Yamada

出身地 東京都
出身大学 埼玉医科大学
卒業年 2016年
現在の勤務地 東京医科大学病院
出向先・出向期間 厚生労働省健康局難病対策課(H30.4-R2.3)
厚生労働省子ども家庭局母子保健課(R2.4-R4.3)
専門分野 周産期
いま熱中していること 仕事と子育ての両立

妊娠前から
ポピュレーション
アプローチで介入する
重要性を感じた

医系技官に出向したきっかけと生活は? 医系技官に興味を抱いたのは、初期臨床研修医の産婦人科研修中に、社会的にもハイリスクな妊婦さん達の診療を通して、妊娠前からポピュレーションアプローチで介入する重要性を感じたことがきっかけでした。臨床と行政をつなぐことでより現場に添った施策等を実現し、妊産婦や子供達のために役立つことができればと願い、初期臨床研修終了とともに医系技官として厚生労働省へ入省しました。
国会会期中か否かによっても異なりますが、平日は主に担当施策の現場視察や意見交換、国会議員の先生方へのレクチャー等、デスクワークだけでなく様々な業務に対応していました。また、医系技官は兼業が認められていたため休日は医師として臨床現場で勤務することが可能でした。

法改正に向けた議論や
データベース構築に関する
議論を担当しました。

実際の業務内容や経験談は? 健康局難病対策課では法改正に向けた議論やデータベース構築に関する議論を担当しました。
具体的には難病患者さんへの医療費助成基準の見直しやビックデータ時代の各種データベースの利活用に関する検討を担いました。
子ども家庭局母子保健課では出生前診断や不妊治療の保険適用に関する議論や、新生児マススクリーニングやChild death review等の研究事業にも関わりました。
2020年頃には新型コロナウイルス感染拡大のため対策支援班での業務も経験することができました。

行政での経験は、
きっとこれからの
医師人生に役に立つと
信じています!

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 医師のキャリア形成には様々な選択肢がありますが、その1つとして医系技官という役職は、物事の考え方や視野を大きく広げることができる魅力的な仕事だと考えています。虫の目・鳥の目・魚の目とよく言われますが、これらの視点で社会課題の解決に向け取り組むことができるのは貴重な経験でした。行政での経験は、きっとこれからの医師人生に役に立つと信じています!
ぜひ一度、厚生労働省医系技官の説明会やイベント等に参加してみてください。