公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

熱くさせるものが ここにある。

小野寺 洋平Yohei Onodera

出身地栃木県
出身大学秋田大学
卒業年度平成21年
勤務先秋田大学
専門分野周産期
部活動/趣味陸上部/マラソン
いま熱中していることトレイルランデビューに向けて練習中

きっかけは父の影響

産婦人科に決めたきっかけは? 麻酔科医の父の影響でしょうが、覚えている限り10歳くらいから将来の夢は医師と答えていました。産婦人科医という将来像は全く見えていませんでした。転機は学生時代、産婦人科の先輩医師との出会いをきっかけに、自分の中に産婦人科医という新しい医師像が生まれました。それからは迷いがなくなり、現在に至ります。こういう出会いに恵まれたのは非常に幸運であったと思います。後輩に夢を与えられるような産婦人科医になることも、私の一つの目標です。

思いもよらぬ発見も研究の喜びの一つ

現在の産婦人科生活について 秋田大学に所属し、大学院の研究では胚盤胞孵化における動的解析を行いました。研究の過程で、一卵性双胎の新たな発生原因についての可能性を発見しました。思いもよらぬ発見も、研究の喜びなのだと実感しました。現在は秋田大学の産科で勤務しており、超音波医学の奥深さを実感する日々を過ごしています。趣味のマラソンでは、学生時代のような練習時間はもちろん持てませんが、足りない時間は質で補うよう、練習に取り組んでいます。

学ぶ程にある、新しい発見。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科はカバーする範囲が広く、奥の深い科です。学ぶほどに新しい発見があります。そして何より、産婦人科には人間的な温もりが絶えません。直感派のあなたにも、理論派のあなたにも、産婦人科はその期待に応えてくれるでしょう。みなさんを熱くさせるものがここにはあります。一緒に働ける日を楽しみにしています。