公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

研修で心の震える分娩に立ち会い、運命が変わりました

嶋村 卓人Takuto Shimamura

出身地大阪府
出身大学滋賀医科大学
卒業年平成28年
勤務先京都大学
専門分野産婦人科全般
部活動/趣味バスケットボール
いま熱中していること英会話

心の震える分娩の立ち会い。「自分の天職」を見つけた瞬間でした。

産婦人科に決めたきっかけは? 大学に入ったとき、全く興味のなかったのが産婦人科で、学科試験・卒業試験では再試験の嵐、国家試験でも苦手分野でした(笑)。臨床研修医になっても相変わらずで、何となく整形外科に進もうと思っていました。そんなとき産婦人科の研修で、心の震える分娩に立ち会い、運命が変わりました。まさに「自分の天職」を見つけた瞬間でした。
実にありきたりな理由ではありますが、この感動を非日常でなく、日常的に味わえるのが産婦人科だと思います。

産婦人科には実に幅広い分野があり、興味の尽きることのない診療科です。

現在の産婦人科生活について 産科に心を奪われてスタートした産婦人科生活ですが、今は婦人科や鏡視下手術を中心に専門性を高めようと考えています。
産婦人科には実に幅広い分野があり、興味の尽きることのない診療科です。新しい環境にどんどん身を投じて、様々なことを追求するとともに、今後は教育にも注力していきたいと考えています。

心の震える瞬間を大切に

学生・研修医のみなさんへのメッセージ どの診療科を選ぶか、きっかけは何だっていいと思います。心の震える瞬間を大切にしてほしいです。その先に産婦人科という診療科があれば、ぜひ皆さんと一緒に仕事がしたいです。
産婦人科の世界で皆さんを待っています。