公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

産婦人科の扉をノックしてみてください。その先には心強い仲間や先輩がたくさんいます!

黒川 絵里加Erika Kurokawa

出身地 岩手県
出身大学 岩手医科大学
卒業年 2016年
勤務先 岩手医科大学附属病院
専門分野 周産期
部活動/趣味 ソフトテニス部、軽音楽部/演劇、カラオケ、野球観戦
いま熱中していること ダイエット

自然と産婦人科医を目指すようになっていました。

産婦人科に決めたきっかけは? 祖父と父が産婦人科医である影響が大きいです。父の病院が自宅の目と鼻の先にあり、小さい頃は病院を遊び場にして走り回っていたそうです。物心つく前からずっと、妊婦さんや赤ちゃんの産声というのを常に身近に感じていた環境で育ちました。
そして何より、ヒーローのようにお産に呼ばれていき、清々しく戻ってくる父がかっこよくて、そんな父にお礼を言いながら退院するお母さんたちの笑顔もとても素敵で、自然と産婦人科医を目指すようになっていました。ですが、大学卒業後すぐには入局を決めずに、フラットな目線で初期研修に臨みました。様々な科を回りながらじっくり自分の人生と向き合った上で、やっぱり産婦人科医になりたい!と改めて強く思い、決めました。

達成感と反省を繰り返しながら日々奮闘しています!

現在の産婦人科生活について 5年間の市中病院での勤務を経て、また大学病院に戻って参りました。周産期グループの一員として働きながら、周産期専門医と女性ヘルスケア専門医の取得を目指して修練を開始したところです。総合周産期母子医療センターならではのハイリスクな症例も多く、達成感と反省を繰り返しながら日々奮闘しています!
また、病院や県の垣根を超えた活動にも参加させて頂く機会が増えて、横の繋がり、縦の繋がりが広がっているのを実感しています。

刺激や魅力でいっぱいの診療科だと思っています。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科は過酷なイメージを持たれやすいですが、実はそんなこともなく、趣味のカラオケや演劇、野球観戦で英気を養いながら、メリハリをつけて働いています。
また、産婦人科は周産期・婦人科腫瘍・生殖内分泌・女性ヘルスケアの4本柱で、選択肢は幅広く、働き方も様々です。外科的な側面も、内科的な側面もあり、刺激や魅力でいっぱいの診療科だと思っています。
少しでも気になっているなら、産婦人科の扉をノックしてみてください。その先には心強い仲間や先輩がたくさんいます!