公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

私たちと共に未来をつくっていきましょう。

松井 友哉Tomoya Matsui

出身地 茨城県
出身大学 慶應義塾大学
卒業年 2018年
勤務先 慶應義塾大学病院
専門分野 婦人科腫瘍
部活動/趣味 ヨット部/映画鑑賞
いま熱中していること 子育て、家のDIY

生命と深く向き合う
領域です

産婦人科に決めたきっかけは? 思春期に身近な家族を病気で亡くし、「生命に関わる仕事がしたい」と考えるようになりました。中でも産婦人科は、生殖内分泌や周産期、婦人科腫瘍など多岐にわたる分野があり、生命と深く向き合う診療科です。周産期領域では新しい命の誕生に向き合う責任感と感動があり、そして悪性腫瘍領域でも診断から治療、緩和ケアまで患者さんと長く寄り添う責任感とやりがいがあります。そのどちらにも、どんな困難をも乗り越えるやりがいがあると感じ、産婦人科を選びました。実際に働く中でも患者さんやご家族から感謝の言葉をいただく場面など胸を揺さぶられる瞬間が絶えず、産婦人科医としての充実を日々実感しています。

腫瘍免疫の基礎研究に取り組んでいます

現在の産婦人科生活について 医師6年目で産婦人科専門医を取得し、サブスペシャルティとして婦人科腫瘍専門医の修練をしながら、現在は大学院で腫瘍免疫の基礎研究に取り組んでいます。子宮頸癌の多くはHPV由来のウイルス抗原を有し、子宮体癌は遺伝子変異量が高いサブタイプが一定数みられるなど、婦人科腫瘍には興味深い免疫学的特徴があります。免疫チェックポイント阻害薬の導入も進み、非常にホットな領域です。こうした特性を踏まえた新規治療の開発に挑みつつ、学位取得を目指しています。また、研究と並行して週1〜2日は手術や外来などの臨床にも携わっています。

生命の誕生の感動から、がん患者さんの一生に寄り添う覚悟まで

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 少子高齢化や医療財政のひっ迫、そしてAIの急速な進歩など、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。その中でも産婦人科は、どれだけ時代が変わっても人に不可欠な医療を担う診療科です。生命の誕生の感動から、がん患者さんの一生に寄り添う覚悟まで、ここには医師としての本質と向き合える瞬間が詰まっています。ぜひ、この世界に飛び込み、私たちと共に未来をつくっていきましょう。