公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

幅広い分野をこなせる産婦人科医。その全てを極めてみたい 

鈴木 研資Kensuke Suzuki

出身地 静岡県 
出身大学東京医科大学
卒業年度平成23年度
勤務先東京大学、日本赤十字社医療センター
専門分野 周産期
部活動/趣味ホッケー/旅行
いま熱中していること妻の妊婦健診とプレパパ勉強  

高校生の時に親戚が婦人科の癌に。

産婦人科に決めたきっかけは? 高校生の時に親戚が婦人科の癌になったことが、一番最初に産婦人科医になることを考え始めたきっかけです。その後、学生時代に産婦人科の学問としての幅の広さを学び、より一層興味が深まりました。まさに「ゆりかご(より前)から墓場まで」、出産もあれば、癌患者さんのお看取りもあり、救急医療もあれば、ターミナルケアもあり、良性の病気に対する治療もあれば、癌に対する治療も行う、そんな幅広い分野をこなせる産婦人科医は、まさにスーパードクターではないか、と思いその全てを極めてみたいと産婦人科医への扉を叩きました。

現在、妻の妊婦健診中です!

現在の産婦人科生活について 東京大学に入局後、大学病院、関連病院での研修を経て産婦人科専門医を取得しました。その後は東京大学で大学院生として、胎盤を通過しない薬剤の開発を目指して研究活動を行いながら、日本赤十字社医療センター産婦人科で妊婦健診、分娩、癌患者さんの診療、婦人科手術に携わっています。現在、妻の妊婦健診中です。

産婦人科になって10年近く経った今でもつい涙が。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科はとにかくおもしろい!出産の現場は、ご家族にとって一生の中で一番幸せな場面です。そんな感動的な場面に毎日立ち会うことができて、産婦人科を選んだ自分を、毎日自分で褒めています。産婦人科になって10年近く経った今でもついつい号泣する程、感動する出産の現場で一緒に働きませんか?ご家族にとっての一生の思い出作りに参加できる喜びと、病院で毎日誰かをお祝いできる喜びは、医師を続けていく上で最高のモチベーションです。