公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

自分が立ち会う分娩の一つひとつが人生の活力に

イズデプスキ 龍也Tatsuya Izdebski

出身地 ポーランド
出身大学 昭和大学
卒業年 平成27年
勤務先 昭和大学横浜市北部病院
専門分野 周産期
部活動/趣味 アイスホッケー/マネーリテラシー
いま熱中していること 仕事だけでなく家族とのプライベートも充実させること!

すべての始まりは
学生時代、お産を
目の当たりにしたこと。

産婦人科に決めたきっかけは? 学生時代に病棟実習でお産を目の当たりにしたのがすべての始まりです。全身全霊を尽くす妊婦さん、すぐそばで熱心にサポートする旦那さん、産まれたことを産声で一生懸命に証明する赤ちゃん。分娩室で起きるすべてのことが非日常的で神秘的でした。このとき、誕生日は自分を祝うための日だけではなく、自分を産んでくれた母親への感謝の気持ちを再確認する日だと感じました。今でもその考えは変わらず、自分が立ち会う分娩の一つひとつが人生の活力になっています。

妊婦健診や初期・中期精密検査に力を注いでいます。

現在の産婦人科生活について 昭和大学横浜市北部病院で産婦人科業務全般を行っています。特に産科の超音波検査をこよなく愛しており、妊婦健診や初期・中期精密検査に力を注いでいます。妊婦さんとお話ししながら楽しく赤ちゃんを見るのは至福の時です。

ひとつの道を選ぶのは
簡単ではないですが自分が決めた道が最高の道に。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 数ある診療科の中からひとつの道を選ぶのは簡単ではありません。いっぱい悩むかもしれませんが、自分が決めた道が最高の道なるはずです。私は産婦人科を選んで後悔したことはありません。少しでも産婦人科に興味があるのであれば、是非お産に立ち会ってみてください。あなたの人生の道しるべになると信じています。(写真は長男と向き合う私。2人の息子は自分で取り上げました!)