公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

産婦人科の素晴らしさを実感①自由度が高い、②人間的に成長する、③生涯楽しい。

近藤 英治Eiji Kondo

出身地大阪府
出身大学京都大学
卒業年度平成10年
勤務先京都大学医学部附属病院
専門分野周産期
部活動/研究会/趣味水泳、茶道/塾講師(鉄緑会)/旅行
いま熱中していること
重篤な産科疾患に対する新規治療法の開発、たまの美味しいご飯とゴルフ

魅力的な先生に出会う

産婦人科に決めたきっかけは? 魅力的な先生に出会ったから

安心・安全で最善の医療を提供したい。

現在の産婦人科生活について 臨床ではハイリスク妊娠・分娩の対応や腹腔鏡手術・ロボット支援手術など主に周産期と婦人科腫瘍を中心に診療を行い、安心・安全で最善の医療を提供するよう努めています。研究では周産期研究室を率い臨床に役に立つ発見を世界に発信し周産期医療の向上に寄与することを目指し、主に次の研究を行っています。①妊娠高血圧症候群の病態解明および新規治療法の開発、②iPS細胞などを用いた絨毛細胞の分化機構の解明・胎盤機能再生療法の開発、③非感染性前期破水の病態解明および新規治療法の開発、④分娩後子宮出血に対する新規バルーンタンポナーデシステムの開発。

自分の直感を信じ流行を追わず産婦人科を選択

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 私も当初は女性のみを対象とする産婦人科に進むことに抵抗があり、嫌になったらいつでも外科に転科しようと考えていました。しかし、産婦人科医になり3-4年経た頃から転科を考えることは微塵もなくなりました。当時から産婦人科は斜陽産業で将来性がないと考えられていましたが、自分の直感を信じ流行を追わず産婦人科を選択した学生時代の自分を褒めてあげたいです。
 産婦人科の楽しさは実際経験してみないと分からないのですが、産婦人科に携わり20有余年の私が「産婦人科って素晴らしいなあ〜」と実感する点は次の3つです。①自由度が高い、②人間的に成長する、③生涯楽しい。
 詳細は一緒にご飯でも食べながらお話ししましょう!