公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

毎日「やりがい」という言葉では表しきれないくらいの充実感

甲賀 かをりKaori Koga

出身地東京都
出身大学千葉大学
卒業年度平成8年
勤務先東京大学医学部附属病院
専門分野生殖内分泌学、女性医学、低侵襲性手術
部活動/趣味水泳部(プール外の活動が主)/ESS(ディベートに燃えていました)/健康管理法の探索(主に旦那に美味しい食事を作らせること)
いま熱中していること産婦人科医をとりまく労務環境を改善できないかと考えています。息抜きは国際学会で留学中の仲間や他大学の先生に会ったり観光したりすることです。(下の写真は2018年の米国生殖免疫学会にて)

困っている女性の味方になりたい

産婦人科に決めたきっかけは? 昔まだ純粋だった頃(?)に、産婦人科に入院して手術を受けたことがあり、困っている女性の味方になりたいと思ったからです。

世の中を良くしたいと本気で思っている

現在の産婦人科生活について 今でも女性の健康支援を通して世の中を良くしたいと本気で思っています。ただ自分で診られる患者さんの数にも限りがあるので、最近では、若い先生をたくさん教育し、社会にも働きかけなければと思って頑張っています(写真は高校生にレクチャーをしている場面です)。

この科を選んで後悔したことは一瞬もない

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科医になって20年以上経ちますが、この科を選んで後悔したことは一瞬もないと胸を張って言えます。生命の誕生にたずさわれるなんて本当に素晴らしい仕事ですし、手術も体外受精も内科的治療もあり飽きることはなく、毎日「やりがい」という言葉では表しきれないくらいの充実感があります。みなさんにも是非この気持ちを味わってほしいです!