公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科医への扉 −君の力が未来になる−

MEMBER’s VOICE

ベテラン・若手産婦人科医の声

元気な産声、家族の幸せな声。産科医になってよかったと実感する瞬間

今泉 絢貴Junki Imaizumi

出身地 徳島県
出身大学 徳島大学
卒業年 平成26年
勤務先 徳島大学病院
専門分野 周産期
部活動/趣味 水泳 / 海外旅行
いま熱中していること コーヒーをおいしく入れるコツの研究

「こんな感動的な場面に
出会うことができるんだ」と実感した瞬間

産婦人科に決めたきっかけは? 研修医のときから外科と救急がとてもすきでした。特に産婦人科は手術室に走り込む外科としてとても興味をもっていましたが、忙しいという噂があり、決めきれずにいました。しかし、研修医のとき、産婦人科をローテート中に大変な帝王切開がありました。手術後に旦那さんが手術が終わったばかりの奥さんの手と赤ちゃんの手を握りながら「ありがとう。おつかれさま」と言っていた場面に出会いました。「この仕事ってこんな感動的な場面に出会うことができるんだ」と思い、その瞬間に産婦人科に決めました。

大学院生として研究と
臨床の両立の日々。
休日は家族サービスを。

現在の産婦人科生活について 現在は大学院生として研究と臨床の両立をしています。動物実験を行い、研究のデータをとったり、外来で患者さんを診療し、入院患者さんとエコーをしながら雑談をするなどしていると毎日があっという間に過ぎていきます。毎日が忙しく過ごしていますが、オフもしっかりとあり、休日は家族サービスもしながら、楽しく過ごしています。

他の科では体験できない
感動を味わえる。この感動を是非体験してください。

学生・研修医のみなさんへのメッセージ 産婦人科は独特の科です。忙しいイメージがありますが、実際に体験してみるとそれほどでもなく、他の科では体験できない感動を味わうことができます。研修医時代に産婦人科の指導医から「元気な産声があがり、家族の幸せな声が聞こえる瞬間に立ち会ってこそ、産科医になってよかったと思えるよ」と言われました。この感動を一度味わってみたらやみつきになると思います。産婦人科でこの感動を是非体験してください。